日本人の感覚としてヘビをペットとして飼うことに驚かれたり、抵抗をもたれたりする方が多いと思います。しかし、世界中には数多くのヘビ愛好家が居り、日本においてもヘビをペットとして飼う人達が増えています。
最近では、異なる種をかけ合わせるハイブリッドが行われ新しく種が作られています。
ここでは、そもそもハイブリッドとは何か、アオダイショウとシマヘビのハイブリッドは可能かについて見ていきましょう。
ハイブリッドとは?
車好きの方ならハイブリッドという言葉でピンと来る方が多くを占めるでしょう。言葉の説明では、種や品種が異なる植物や動物から生まれた子孫」と「ふたつの要素を組み合わせて作られたひとつのものとされています。
現在はハイブリッドで意味やニュアンスが通用していますが、日本語に置き換えた場合には、かけあわせや交配、雑種など表現を使います。
食べ物ですぐイメージできるのは、ハイブリッド米やハイブリッド野菜でしょう。生き物では、ハスキー犬やシェパードなどの犬種とオオカミが交配した大型犬種のハイブリッドウルフが挙げられます。
それでは今回のテーマ、アオダイショウとシマヘビの2種によるハイブリッドはできるのか見てまいりましょう。
アオダイショウとシマヘビのハイブリッドは可能?
2種とも北海道から九州までの幅広いエリアに生息し、無毒で同じナミヘビ科のナメラ属です。主な生活範囲や主食に違いはありますが、共通する点は多くあるためハイブリッドは十分に可能であると言えるでしょう。
それぞれの性格は、アオダイショウは穏やかで噛むことはそれほどありませんが、シマヘビは多少荒く、噛んだり威嚇したりします。
ハイブリッドで誕生した個体がどのような性格になるか興味がつきません。
まとめ
ここまで、アオダイショウとシマヘビのハイブリッドについて見てきました。ヘビに限らずいろいろなカテゴリーでハイブリッドの研究が進められています。
食糧を効率良く収穫するやエネルギーの効果的使用として、私たちの生活に役立っています。ヘビのハイブリッドはいわゆる商品価値の側面がクローズアップされがちですが、交配研究で得られた結果は、商品とは異なる形で私たちに貢献してくれるでしょう。