アオダイショウを飼育し始めると、ケージの掃除や水替え、また慣れてくるとハンドリングにも挑戦したくなりますよね。そんなとき心配なのは、噛まれたりしないのか?
また、同時に経験しがちなアオダイショウ独特の青臭いにおいの正体と、それを防ぐ方法はないのか掘り下げてみたいと思います。
アオダイショウの独特の臭いにおいはどこから?噛むこともある?飼育中の心配事
アオダイショウを飼育していると、ケージの掃除や水替えなどで外に出すために必要に駆られて捕まえなくてはならなかったり、また飼い主としてハンドリングをしてみたいという願望を持つようにもなりますよね。
でも一方で噛むのではないかと心配になったりしませんか。
ヘビは総じて神経質で、動物の中でもいわゆる戯れない一匹蛇…ならぬ一匹狼タイプ。もちろん直接聞けるわけではないので本心ははっきりとはわかりませんが、それを勘案するとおそらく触れられること自体あまり得意なほうではなさそうです。
そういうわけで、アオダイショウはヘビの中でも比較的温和な性格とはいえ、無理に捕まえようとすると噛まれたり、また独特な青臭いにおいを発します。
ただ噛むといっても注射程度の痛みですし、無毒種なので傷口をすぐに洗って消毒しておけば、特に心配することはありません。ただ噛み癖をつけないためにも、なるべく噛まれないような捕まえ方をマスターしましょう。
ヘビの目の前に手を出したり、また捕まえようとして躊躇したりするのも良くありません。
体のやや後方から手のひらをかぶせるようにして、一気に、かつ優しく捕まえるのがコツです。
また、同時に発されることの多いあのにおいは威嚇している証拠。アオダイショウがストレスを感じている時に総排泄腔(肛門のようなもの)から発するといわれています。
噛まれることと同じくストレスを与えるような行動をしなければ大丈夫ですし、慣れていくうちに出さなくなっていくことが多いですよ。
まとめ
噛まれたり、青臭いにおいを喰らったりしないようにすることは、アオダイショウのためにも、飼い主のためにも良いことは言うまでもないですよね。
どちらにもストレスのないよう、大切に扱ってあげてくださいね。